希望の町
堀場康一
西風がぼくのためらいを
吹き飛ばしてくれた
優柔不断なぼくの心を
未来へ開いてくれた
空飛ぶ円盤に乗って
運命は突然やってくる
ほんのささいな出来事から
人生が変わることだってある
ときには明日に期待しよう
ときには明日に託してみよう
ぼくが動くことで
何かが始まるはず
ぼくが動くことで
何かが変わるはず
動き 歩き 走り
めざすは
ぼくらに潤いを与えてくれる町
声を掛け合い 元気づける町
どこにもあるけれど
ひかりかがやく町
きみとぼくの町
みんなの町
希望の町
2004/10/27
詩集 水平線 目次
Copyright (c) Koichi Horiba, 2004