俳句集(拾遺)
2005年10月〜2009年8月

『日記』http://morningrun.jugem.cc/ に記した俳句を集めました。
俳句は有季・定型・歴史的仮名遣いを基本としています。
俳句の日付はそれぞれ『日記』の日付と対応しています。
2005年10月〜2009年8月まで計22句収録。

(堀場康一 記)


■ 2005年10月〜2009年8月 (22句)
2005.10.06 秋晴れや心おきなく舞ひ上がれ

2006.03.03 雛祭りしづかに通り過ぎる午後
2006.04.02 五分咲きの桜のやうなわが身かな
2006.07.15 夏雲に重なるぼくの夢飛行
2006.07.15 夏雲に思ひをのせてあの町へ
2006.08.02 遠花火雨にも負けず夢はじけ

2007.04.06 おろかさはわが身にありと思ふ春
2007.04.06 おろかさをもてあましたり花曇
2007.04.08 おろかさを空に抛りて春の暮
2007.04.10 おろかさと向かい合ふ日の多き春
2007.04.12 わが思ひ落花の中にとどまれり
2007.05.12 薫風に背中押されて歩き出す
2007.05.12 薫風に顔ほころびて昼の夢
2007.08.09 幾年を経ても悲しき原爆忌
2007.08.09 おろかなるわが身叱咤す原爆忌
2007.08.16 墓参して心のつかへ少し取れ

2008.06.23 島人の祈り重なる慰霊の日
2008.07.01 母と囲む食卓うれし梅雨の朝
2008.07.01 蓮一輪咲き公園に朝が来る
2008.07.01 梅雨晴間親の心は子知らず
2008.08.10 蝉時雨に包まれて朝心地よし

2009.08.23 期日前投票済ませ夏終はる

以 上





2011/03/23 Ver. 1.08
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